泡沫のエピローグ ジャケット
2026.06.14 Release Pop / J-Pop

泡沫のエピローグ

現在の音楽シーンで強く求められている「深い喪失感とそこからの自立」をテーマにしたエモーショナルなバラードです。TikTok等のSNSでバイラルを起こしている『短尺でのピアノ弾き語りエッセンス』を取り入れつつ、サビではストリングスが炸裂する壮大な構成に仕上げました。AIzawa Nekoruの持つ大人びた落ち着きと、サビで感情を爆発させる圧倒的な歌唱力を最大限に引き出すため、Aメロの静寂から大サビのハイノートへのダイナミックレンジを意識的に広く設計し、5分間の中にリスナーを没入させるストーリー性を構築しています。

歌詞

時計の針が刻む音が
やけに大きく響く部屋で
貴方のシャツの残り香を
そっと、手繰り寄せてみる
「またね」と笑ったあの交差点
日常に紛れて消えた約束
画面の向こう 流れる街並み
私だけが立ち止まったまま
何も言わずに去っていった
その背中を責める言葉さえ
見つけられないまま 夜が明ける
すれ違う人の波の中で
よく似た影を追いかけては
苦笑いひとつ 胸に沈めて
少しずつ冷めていくコーヒー
優しさって何だったのだろう
傷つけないための嘘なら
いっそ激しく降る雨のように
私を壊してほしかった
静かに積もる思い出たちが
胸の奥で息を吹き返す
泣かないと決めたはずなのに
溢れ出すこの愛しさが
メロディに変わっていく
響け 夜空を切り裂いて
貴方に届かないこの歌よ
泡沫のように消えゆく運命でも
私はここで生きていく
愛していた、ただそれだけで
強くなれると信じていたの
サヨナラは言わない
これが私の、最後のわがまま
机の上に置いたままの
ペアで買った鍵のチャーム
外せないままの左手が
まだ少しだけ震えている
時間は巻き戻せないと
知っているからこそ苦しくて
綺麗に飾られた記憶を
抱きしめて歩き出す
もしもあの時 引き止めていたら
もしもあの涙を見せていたら
未来は変わっていたのかな?
答えのない問いを繰り返して
それでも、光を探してる
私はもう、振り返らない!
響け 世界を塗り替えて
貴方を忘れるための歌よ
泡沫の夢が覚めるその前に
新しい私を刻むの
愛していた、心からずっと
かけがえのない季節をありがとう
涙を拭い去った先に
新しい明日が待っている
時計の針は進んでいく
私(わたし)は歩き出す
泡沫のエピローグを、越えて