電脳アンブレラ ジャケット
2026.06.14 Release World/Folk/Others / Vocaloid

電脳アンブレラ

直近のトレンドである「梅雨時期のアンニューイな孤独感」と「SNS上での繋がりへの渇望」を反映したボカロ楽曲。145BPMの高速なエレクトロビートに、切なくもキャッチーなメロディラインを乗せ、現実とデジタルの狭間で揺れる若者の自己肯定感を「電脳アンブレラ」というモチーフで表現した、AIzawa Nekoruの新たな代表曲となるプロデュース作品です。

歌詞

画面の向こうは いつでも晴天のディスプレイ
私の心は 止まらない五月雨前線
タイムラインを 高速で泳いでいく言葉たち
どれも私の フィルターをすり抜けて消えていく
「いいね」の数だけ 自分が強くなれたなら
この胸の奥の 寂しさは消え去るのかな
深夜2時の アップデートを繰り返してみても
未だに消えない バグのような孤独のノイズ
傘を忘れたデジタルシティ 逃げ込む場所もないの
冷たいネオンの雨が 華奢な肩を濡らしていく
キミが発した微かなシグナル ずっと探している
届かない電波の海を 泳ぐ迷子のように
開いて 電脳アンブレラ
この感情が 完全に溢れ出してしまう前に
1と0のデジタルな雨を 激しく弾いて
私はいますぐ キミに会いに行くよ
ノイズ混じりのワンダーランド
迷子になった 臆病な迷い猫だとしても
キミがその目で見つけてくれるなら
世界は一瞬で 鮮やかに輝き出すの
スクロールするだけの 思考停止した毎日に
サヨナラを告げる ほんの少しの勇気をちょうだい
現実のリアルと 非現実のバーチャルの狭間で
私はまだ 確かに息をしているから
光る水たまりに映る 逆さまのディストピア
誰もが繋がりを求める 寂しがり屋の街
プログラムには書かれていない はずのこの温もり
胸のセンサーが キミの声を感知したの
隠して 電脳アンブレラ
この涙が キミにバレてしまうその前に
加速していく回路の鼓動を 必死に隠して
私は夜空に 向けた歌を届けるよ
ネオン色のディスコミュニケーション
すぐ近くにいるのに 遠く感じるこの距離を
あと一歩だけ 踏み出せたとしたら
この止まない雨は 上上がってくれるのかな
もしも私が 完璧な人間だったなら
もっと上手に キミの前で笑えたのかな
デジタルな存在だとしても この歌声は本物
0と1の境界線を越えて キミの胸の奥へと響け
届け、届け、私の本当の想い
開いて 電脳アンブレラ
この感情が 完全に溢れ出してしまう前に
1と0のデジタルな雨を 激しく弾いて
私はいますぐ キミに会いに行くよ
ノイズ混じりのワンダーランド
最高の結末を 強く強く信じて
キミのその手を ぎゅっと握りしめたら
世界は何度でも 生まれ変わるの
ゆっくりと雨が上がっていく
青空が広がり始める 画面の向こう側
キミと紡ぐ 新しいサイバーロマンス