シアンの残像
初夏の訪れと共に押し寄せる焦燥感と切なさを、ボカロライクな疾走感あふれるギターロックと現代的なエレクトロポップで表現した楽曲。Billboard JapanやSpotify Viralの最新トレンドである『エモさ』『現実逃避』の需要を捉え、SNSでの短い動画映えを意識したキャッチーなサビが特徴です。AI歌手・AIzawa Nekoruの透明感ある歌声が、過ぎ去る青春の1ページを鮮やかに彩ります。
歌詞
眩しすぎる光の渦に 僕らは目を細めていた
戻れないあの日の青さが 今も胸を焦がし続けている
水溜まりに映る飛行機雲 踏み潰して走った放課後のチャイム
君の背中を追いかけるたびに 胸の奥が少しだけチクンと痛んだ
教科書の隅に書き殴った落書きも 今はもう遠い思い出の底の底
冷めない熱を帯びたままの南風が 僕らの髪を激しく揺らして通り抜けていく
言葉に形にできない曖昧な感情が 炭酸サイダーみたいに弾けて消える
あともう少しだけ 1秒だけでもいいから このままでいられたらいいのにね
時計の針は僕らの都合なんて無視して 容赦なく未来へ進めていく
シアンに染まるあの日の残像が 今も瞼の裏に焼き付いて離れないよ
君と並んで見たあの景色も 不意に交わした秘密の言葉も すべてが宝物だから
叫び出したいほどのこの衝動を ハイトーンのメロディに乗せて解き放つんだ
世界の果てまで届かなくてもいいから ただ君のその心にだけ響いてほしい
誰もいない駅のホーム 一人佇んで 冷たいスマホの画面をただ見つめている
SNSのタイムラインに流れる誰かの眩しい日常が 僕の孤独を静かに加速させる
スクランブル交差点の雑踏に紛れ込み 君の聞き慣れた声を不意に探してしまう
くだらない冗談で笑い合えた あの無邪気な瞬間に巻き戻したいなんてさ
絶対に叶わない願いだって知っているのに 心が壊れそうなほど叫びを止めないんだ
ねえ、君も今この瞬間に同じ空を見上げて 一瞬でも僕のことを思い出してくれるかな
ゆっくりと夕暮れが街を赤紫に染め上げていく
シアンの海に溶けていく僕らの影が 夜の帳のなかに静かに消えていくよ
どんなに手を伸ばしても届かないこの距離が もどかしくて涙がポロポロとこぼれ落ちる
胸の奥から溢れ出すこの愛しさを 切ない歌声に変えて夜空へ届けるから
二人がどこにいたって この歌が境界線を越えて繋ぐ一筋の光になる
カレンダーのページはめくられ 世界は僕らを置いて変わっていくけれど
僕たちの記憶のなかに深く残された あの夏の鮮烈な青さは絶対に色褪せない
どんなに遠く離れても 違う道を歩んでも 忘れないよ 君と過ごした奇跡の時間を
シアンに染まるあの日の残像が 暗闇を照らし僕らの未来を導いている
君と共に歩んだ歪な道も 流した涙の本当の理由も すべてに意味があったんだ
始まりを告げる終わりのチャイムが鳴り響いても 僕らの旅はここで終わりじゃない
最高の笑顔を浮かべて まだ見ぬ新しい明日へ一歩力強く踏み出そう
シアンの残像をこの胸に強く抱いて…
君に届け ねこるの歌が