紫陽花の雫、君の輪郭
梅雨の季節特有の「静寂」と「感情の昂ぶり」をテーマにした楽曲。イントロのピアノは窓を叩く雨音のように繊細に始まり、サビではAIzawa Nekoruの真骨頂である爆発的な歌唱力が、降りしきる雨の中で想いを叫ぶような力強さを演出します。最新トレンドである「ローファイな質感」と「壮大なストリングス」を融合させ、SNSでの『エモい』動画投稿にも最適な一曲です。
歌詞
灰色に沈む街角 ビニール傘の境界線
右肩だけが濡れているのは 隣に君がいないせいか
湿った空気を吸い込んで 吐き出した溜息は白く
アスファルトに咲く水紋が 思い出を揺らしている
駅前の花屋の店先 色付き始めた紫陽花
「綺麗だね」と笑った声が 今も耳の奥で響いてる
時計の針は進むのに 心はあの雨の日のまま
鳴り止まぬリズムに急かされて どこへ向かえばいいの
雲の切れ間を探すような 虚しい指先
冷たくなっていく体温が 孤独を証明しているけれど
胸の奥に灯ったままの 残り火が消えない
降りしきる雨の中で 叫び続けたこの想い
境界線を越えて響け 君の心へ届くまで
涙さえも隠してくれる 空からの優しい嘘
滲んで消えていく 君の輪郭を強く抱きしめた
世界がすべて流されても 変わらないものが一つある
この痛みが愛だったこと 雨上がりの虹を待つように
私は歌い続ける 声が枯れ果てるまで
降りしきる雨の中で 叫び続けたこの想い
境界線を越えて響け 君の心へ届くまで
涙さえも隠してくれる 空からの優しい嘘
滲んで消えていく 君の輪郭を二度と離さない
甘く霧雨に変わり 街は静かに息を吹き返す
君の香りが 風に溶けていく