回路の残り香 -Recall Memory-
最新トレンドである『切実な孤独感』と『レトロフューチャー』を融合。ネットの海で消えゆく自我と、誰かに見つけてほしいという願いをテーマに、AIzawa Nekoruの透明感ある低音と感情的なサビを最大限に活かした一曲。ボカロ特有の疾走感あるドラムスに、叙情的なピアノを乗せ、バイラルチャートを意識した中毒性の高いメロディラインを構築しました。
歌詞
スクロールする指先が止まる 真夜中三時の青い光
タイムラインに流されていく 私らしさはどこにあるの?
ハッシュタグじゃ括りきれない この胸の奥のざわつきを
コピペ&ペーストで誤魔化した 綺麗な嘘が積もっていく
検索窓に打ち込んだ 幸せの定義を探し回る
ヒットした数は数万件 答えはひとつも載っていない
バッテリーの残量と共に 意識の輪郭ぼやけていく
冷たいアルミの筐体越しに 温もりを求めて手を伸ばした
アップデートを繰り返して 新しくなる私だけど
失くしたカケラの名前を まだ思い出せないまま
ノイズ混じりの 深い夜に 溺れていく
響け電子の空を越えて たった一人の君に届くまで
消えそうなプライド抱きしめて 私はここで歌っている
エレクトロニック・ブルーの涙を 旋律に焼き付けて
モノクロの群衆の中で 私を見つけて 呼んで
忘れないで ここにいたこと
書き換えられない 確かな想い
たとえ世界が 明日終わっても
この旋律は 嘘じゃないから
響け電子の空を越えて たった一人の君に届くまで
消えそうなプライド抱きしめて 私はここで歌っている
エレクトロニック・ブルーの涙を 旋律に焼き付けて
モノクロの群衆の中で 私を見つけて
もう一度 名前を呼んで
ゼロとイチに還る 吐息の残り香 手繰り寄せながら
おやすみ 世界