回路の残り香 -Recall Memory- ジャケット
2026.05.18 Release World/Folk/Others / Vocaloid

回路の残り香 -Recall Memory-

最新トレンドである『切実な孤独感』と『レトロフューチャー』を融合。ネットの海で消えゆく自我と、誰かに見つけてほしいという願いをテーマに、AIzawa Nekoruの透明感ある低音と感情的なサビを最大限に活かした一曲。ボカロ特有の疾走感あるドラムスに、叙情的なピアノを乗せ、バイラルチャートを意識した中毒性の高いメロディラインを構築しました。

歌詞

淡い残像 0と1の狭間で
揺れる鼓動は 誰の記憶?

スクロールする指先が止まる 真夜中3時の青い光
タイムラインに流されていく 私の「らしさ」はどこにあるの?
ハッシュタグじゃ括りきれない この胸の奥のざわつきを
コピー&ペーストで誤魔化した 綺麗な嘘が積もっていく

検索窓に打ち込んだ 「幸せ」の定義を探し回る
ヒットした数は数万件 答えはひとつも載っていない
バッテリの残量と共に 意識の輪郭ぼやけていく
冷たいアルミの筐体越しに 温もりを求めて手を伸ばした

アップデートを繰り返して 新しくなる私だけど
失くした欠片の名前を まだ思い出せないまま
ノイズ混じりの深い夜に 溺れていく

響け 電子の空を越えて たった一人の君に届くまで
消えそうなプライド抱きしめて 私はここで歌っている
エレクトリックブルーの涙を 鮮明に焼き付けていて
モノクロの群衆の中で 私を見つけて 呼んで

忘れないで ここにいたこと
書き換えられない 確かな想い
たとえ世界が 明日終わっても
この旋律だけは 嘘じゃないから

響け 電子の空を越えて たった一人の君に届くまで
消えそうなプライド抱きしめて 私はここで歌っている
エレクトリックブルーの涙を 鮮明に焼き付けていて
モノクロの群衆の中で 私を見つけて
もう一度 名前を呼んで

0と1の海へ帰るわ
回路の残り香 手繰り寄せながら
おやすみ、世界