不義理
歌詞
夜を割るクラクション 濡れたアスファルト
義理も人情も 置き去りにして
差し出された優しさを ポケットの底に突っ込んで
忘れた振りをしていたんだ それが一番楽だったから
「お前は変わった」と吐き捨てる声が
遠ざかるバックミラー 滲む街灯
恩を仇で返したと言われても
言い訳の一つも浮かびはしない
情けで買える明日ならいらない
冷めたコーヒー飲み干す午前三時
正しい生き方なんて知らない
誰かの期待に応えるために生きちゃいない
背中を向けて走るこの夜に
後ろめたさすら愛おしくなる
不義理と笑えよ 好きに叫べよ
あたしはあたしの道を行くだけ
義理を欠いても 嘘はつかない
傷つけた数だけ痛みを背負って
冷たい風に吹かれながら
サヨナラ 都合のいいあたし
「あんなに良くしてやったのに」と
誰かの被害者ぶった台詞が舞う
与えられた愛に鎖がついてた
気づかないふりはもうやめだ
恩義の重さに押し潰されるくらいなら
嫌われ者として立ち上がってみせる
優しさに甘えた過去を捨てて
泥の中で咲く花でいい
不義理を誇れよ 泥を払えよ
振り返る理由なんてどこにもない
温もりなんて 邪魔なだけさ
凍てつく夜空に吐き出す吐息
振り返らないと誓った夜に
何かが壊れて解き放たれた
誰もが誰かを縛り付けて
「恩」という名の鎖で繋ぎたがる
だけどあたしは逃げ出したんだ
ただ一つの自由を抱きしめて
たとえこの先 天国がなくても!
不義理と笑えよ 好きに叫べよ
あたしはあたしの道を行くだけ
義理を欠いても 嘘はつかない
傷つけた数だけ痛みを背負って
冷たい風に吹かれながら
サヨナラ 都合のいいあたし
夜が明けていく 灰色の空へ
不義理な生き方を愛しながら
もう二度と 振り向かない
消えていく 街の灯り
サヨナラ…