ナイトサイダーと微熱
歌詞
静かな部屋 青い画面の光
シュワリとはじける 真夜中の微熱
午前2時 タイムラインの波を漂うだけ
誰かの「いいね」に 理由を探しては消した
グラスの氷がカラリと響く部屋で
冷たいサイダー 流し込む真夜中
画面越しの世界は みんな眩しすぎて
素直になれないまま ため息をひとつ吐く
言えなかった言葉の数だけ
炭酸の泡が 天井へ消えていく
ガラス越しに見つめる 都会のネオンタワー
誰もが孤独を隠して踊ってる
ほんの少しの勇気があれば
この夜を飛び出せるのかな
ナイトサイダー 弾けるパチパチの感情
胸の奥で燻る 消えない微熱
「ここにいるよ」と叫びたいのに
言葉にならずに 泡になって溶ける
だけど今夜は この甘い痛みを
抱きしめたまま 君を想うよ
スクリーンに映る 私の小さな影
既読がつかないメッセージ 見つめたまま
平気なフリをするのにも慣れて
大人ぶるのが 少し上手くなった
冷え切った部屋に 残されたぬくもり
君がくれたひと言が ループして離れない
解けない魔法にかかったみたいに
胸の鼓動が 静かに早くなる
ビル風が吹き抜ける ベランダに立ち尽くし
見上げた空には 霞んだ星がひとつ
強がりな私のメロディを
夜の静寂が やさしく包む
ナイトサイダー 溢れる青い衝動
解けてゆく心と 小さな微熱
言葉じゃうまく伝えられないから
このリズムに乗せて 歌い続けるの
朝が来るまで 冷めない情熱を
グラスいっぱいに 注ぎ込んで
炭酸が抜けた後の ほんのり甘い余韻
隠していた素顔も 君になら見せられるかな
夜明け前のサイレンが 世界を塗り替えていく
私の声は どこまで届く?
ナイトサイダー 弾けるパチパチの感情
胸の奥で燻る 消えない微熱
「ここにいるよ」と叫びたいのに
言葉にならずに 泡になって溶ける
だけど今夜は この甘い痛みを
抱きしめたまま 君を想うよ
夜が明けていく 蒼いグラデーション
サイダーの泡と一緒に 消えていく微熱
また新しい明日がはじまる