ミッドナイト・ベルベット ジャケット
2026.08.08 Release R&B / ネオ・ソウル / オルタナティブR&B

ミッドナイト・ベルベット

歌詞

時計の針が2時を指す頃
街の静寂が私を包み込む

濡れたアスファルトに反射するネオンライト
冷めたカフェラテを指先で揺らしている
言葉の裏に隠された意味を探しては
消えかけたスマートフォンの画面をなぞる
あの日くれた優しい言葉も
今では遠い波の音のように聞こえるの

追いかければ逃げてゆく影のように
触れた瞬間に崩れてしまいそうな境界線
強がりな私の背中に
冷たい夜風がそっと吹き抜けていく

ミッドナイト・ベルベットの夜に抱かれて
溢れ出す溜息は甘い毒のよう
言えない想いだけが胸の奥で重なる
溶けて消えるアイスのように脆い約束なら
いっそこのまま暗闇に隠して
あなたという眩しい幻から解き放して

ガラス越しの都市を見下ろす静かな部屋
グラスに残る氷が小さく音を立てた
誰かの代わりじゃないと確かめたいのに
あなたの前では素直になれなくて
交わす視線の中に滲む少しの嘘
気付かないフリをしたのは私の方ね

確かめれば壊れてしまう絆なら
名前のない関係のままでいたかった
甘い香りの残り香が部屋に残って
胸の痛みを静かに刺激していくの

ミッドナイト・ベルベットの夜に抱かれて
解けない魔法に身を委ねていたい
言葉にしない答えが一番切ないから
掠れた声で囁く「大丈夫」の嘘も
全部見透かしているような瞳で
私を惑わせないで、これ以上はもう

夜明けはまだ遠く、暗闇は深く
この感情に名前をつけるなら何だろう?
愛しさ? それともただの孤独の裏返しか?
問いかけても、返ってくるのは静寂だけ
誰も知らない本当の私を
あなただけに知ってほしかったのに

ミッドナイト・ベルベットの夜に抱かれて
溢れ出す溜息は甘い毒のよう
言えない想いだけが胸の奥で重なる
溶けて消えるアイスのように脆い約束なら
いっそこのまま暗闇に隠して
あなたという眩しい幻から解き放して

ミッドナイト・ベルベット
夜が明けても、消えないで
ミッドナイト・ベルベット
嘘でもいいから、抱きしめて