暴風域でも行くよ
歌詞
気圧が下がってく
世界が静かになる
明日は来ないかもって ニュースが言ってた
カーテンの隙間 空が変な色
自転車を片付ける音 どこかで響く
準備はできてる みんな 息を潜めて
宿題も 約束も 全部保留のまま
スマホの画面だけ 明るいまま
「危ないから やめときなよ」
そう言われるほど 足が動く
理由なんて 後でいい
暴風域でも行くよ
傘なんて最初から捨てて
君がいるのが向こう側なら
この風ごと抱えて走る
濡れたって構わない
どうせ明日には乾くから
今しか言えない言葉があるんだ
暴風域でも行くよ
線路は止まって 街は灯りを落とす
それでも僕の中だけ 警報が鳴ってる
安全な場所で待つのは 得意だったのに
君の名前ひとつで 全部無効になる
正しさより 速さがほしい
届かない後悔を もう持ちたくない
「無茶だよ」って 笑ってていい
止められるほど 本気になる
迷いなんて 置いてく
暴風域でも行くよ
看板が飛んでいく交差点
君がいるのが向こう側なら
この夜ごと越えて走る
叫んだって消えてく
声にならない声のまま
今しか言えない言葉があるんだ
暴風域でも行くよ
ふいに 風が止んだ
嘘みたいな 青が落ちてくる
台風の目の中 きっとここは
世界でいちばん 静かな場所
君が こっちを見た
何も言わずに 笑った
この一瞬のために
僕は 全部 賭けたんだ
暴風域でも行くよ
もう一度 世界が鳴り出す
君がいるのが隣ならば
どんな明日も 怖くない
ずぶ濡れの二人で
笑いながら帰ろう
今しか言えない言葉があるんだ
「ずっと そばにいさせて」
気圧が戻ってく
空が 澄んでいく
暴風域でも 行くよ