終電はまた今度
歌詞
改札の音が 遠ざかっていく
まだ話し足りない 顔してるくせに
九月の風が 思ったより冷たくて
君が僕の袖 引っ張って笑った
きっとこのまま 座り込んだら
明日が少し 遠くなるだけ
あと三分 あと一言
時計を見てる ふりばっかりして
本当はずっと
君の横顔ばかり 見てた
終電はまた今度
今夜は帰りたくないよ
発車ベルが鳴り止んで
ホームがしずかになっても
夏はもう終わったのに
胸だけ熱を持ったまま
ねえ 一本くらい
見送ってもいいでしょ
自販機の光に ふたりぶんの影
缶を開ける音が やけに響いてた
「寒くない?」って 聞くための嘘
上着を脱ぐ 理由が欲しかっただけ
時刻表には 書いてないんだ
こんな夜の 終わらせかたは
あと五分 あと一駅
言い訳なんて 尽きやしないよ
この時間だけ
永遠でいてくれないかな
終電はまた今度
今夜は帰りたくないよ
発車ベルが鳴り止んで
ホームがしずかになっても
夏はもう終わったのに
胸だけ熱を持ったまま
ねえ 一本くらい
見送ってもいいでしょ
終わりの合図は いつだって
やさしい顔して やってくる
だから今日は
聞こえないふりをしたんだ
君の「じゃあね」も
僕の「またね」も
まだ ぜんぶ
言いたくないよ
終電はまた今度
明日のことは明日でいい
線路の先が光っても
振り返らないでいてよ
季節が変わっても
この夜だけは連れていく
ねえ 一本くらい
見送ってもいいでしょ
もう少しだけ
君といたいから