初霜より先に溶けた
歌詞
ひんやり クールに
決めてたはずなのに
はぁって 白い息
ほら もう 溶けてる
天気予報が 言ってた
「今朝は 霜が降りるでしょう」
わたしの心も 凍らせて
平気な顔で 歩くつもりだった
「別に」が口ぐせ 塩対応
温度のない 返事ばかり
クールでいるのが 楽だった
誰にも 触れさせないように
なのに 君が 笑うから
指先から じわっと ゆるんでく
ちょっと待って まだ十月
初霜より先に 溶けた
君のひとことで 溶けた
冷たいふりは もう限界
好きすぎて 体温 上がってく
霜が降りる 朝のホームで
わたしだけ 春みたいに
隠しきれない この熱で
世界ごと 溶かしちゃいそう
マフラー巻いて 顔半分
隠したつもりの 赤い頬
「寒いね」って 君が言うから
「そうだね」だけで もう精一杯
既読つけずに 三回読んだ
意味のないスタンプ ひとつで
氷の壁が ひび割れてく
音を立てて ぱりんって
だって 君が 優しいから
芯のほうから とろっと ほどけてく
ちょっと待って 冬はまだ
初霜より先に 溶けた
君のまなざしで 溶けた
凍らせてた 気持ちぜんぶ
しずくになって あふれてく
白い息が 重なるたび
わたしだけ 夏みたいに
止められない この鼓動で
季節ごと 追い越しちゃいそう
ひとりのほうが 傷つかない
そう決めて 凍らせた日々
でも 本当は ずっと
誰かに 溶かしてほしかった
寒い朝ほど 君を探す
冷たい指で 君に触れたい
ねえ 気づいてよ
わたし もう 溶けてる
初霜より先に 溶けた
君のぜんぶに 溶けた
クールなわたしは もういない
好きすぎて 体温 上がってく
霜が降りる 朝のホームで
君のとなり 春みたいに
隠さないよ この熱で
世界ごと 溶かしてあげる
ひんやり クールな
わたしは もういない
はぁって 白い息
君の名前で 溶けた