線香花火が落ちるまでに ジャケット
2026.08.26 Release J-POP/エモーショナル夏バラード

線香花火が落ちるまでに

歌詞

軒先で滲む蚊取り線香
風鈴が鳴らす短い相槌
浴衣の裾、揺れる素足
言葉より先に指が触れた

もう一本、火をつけようか
まだ何か言えるかもしれないから
パチ、パチと弾ける火の粒
その数だけ夜が短くなる

消えそうで消えない
その儚さが愛しくて
今なら言える気がしたのに
喉の奥で止まった

線香花火が落ちるまでに
君に伝えたい言葉がある
赤い火種、震える指先
最後の一秒、繋いでいて
夏が終わる合図が鳴っても
この気持ちだけは消さないで
線香花火が落ちるまでに、まだ

庭の隅で鈴虫が啼いて
遠くの祭り太鼓がやんだ
君の頬に映る橙色
それだけでもう泣きそうだった

「また来年」って言わないでよ
今年のうちに、今夜のうちに
零れ落ちる火の玉ひとつ
それが合図だと決めていた

消えそうで消えない
その儚さが愛しくて
今なら言える気がしたのに
喉の奥で止まった

線香花火が落ちるまでに
君に伝えたい言葉がある
赤い火種、震える指先
最後の一秒、繋いでいて
夏が終わる合図が鳴っても
この気持ちだけは消さないで
線香花火が落ちるまでに、まだ

落ちた火の玉、地面で消えた
それでも僕はまだ立っていた
「好きだよ」って、たった三音
言えた自分を褒めてあげたい

線香花火が落ちるまでに
君に伝えたい言葉があった
赤い火種、震える指先
最後の一秒、繋いでくれた
夏が終わる合図が鳴っても
この気持ちはずっと消えないよ
線香花火が落ちた後も、まだ