半分こじゃ足りない
歌詞
半分こ、半分こ、じゃ足りない
もっと、もっと、ちょうだいよ
半分こ、半分こ、じゃ足りない
コンビニの袋 ぶら下げて
アイスひとつを ふたりで割った
「はい、こっち大きいほう」なんて
優しさの計り方 ずるいよ
九月の風が 少しだけ高くなって
半袖の腕を なぞって過ぎる
このまま秋に なっちゃう前に
言いたいことが 溜まってるの
片方のイヤホン 貸してくれる距離
なのに心の音は 聞こえないまま
同じリズム 分けあってるのに
どうして まだ半分なの
半分こじゃ足りない
全部ちょうだい 今すぐに
遠慮なんて 溶けちゃう前に
甘いとこ 全部
半分こじゃ足りない
夕方が 早くなるから
君の「またね」を 明日じゃなくて
今日の続きに 変えたいの
駅までの道を わざと遠回り
信号ふたつ 分の言い訳
影が伸びて 重なった瞬間
心臓が 秒針を追い越した
長袖にはまだ 早い温度なのに
君の隣だけ 少し熱いんだ
気づいてるくせに 気づかないふり
ずるいのは たぶんお互いさま
「友達」の枠に 収まるサイズ
とっくに超えて はみ出してるよ
このまま 割り切れないなら
いっそ 全部にしてよ
半分こじゃ足りない
全部ちょうだい 今すぐに
遠慮なんて 溶けちゃう前に
甘いとこ 全部
半分こじゃ足りない
夏の残りが 消える前に
君の「たぶん」を 「きっと」にして
確かめさせて ねえ
ひとくち ふたくち 分けあって
それだけで 満たされるほど
私は 大人じゃないの
欲張りで ごめんね
でも 君の隣にいる時だけは
子どもみたいに わがままでいたい
分数にしないで
ぜんぶ 1のままがいい
半分こ、半分こ、じゃ足りない
もっと、もっと、ちょうだいよ
半分こじゃ足りない
全部あげるよ 今すぐに
臆病なんて 置いていくから
本当のとこ 全部
半分こじゃ足りない
秋が来ても 隣にいてよ
君の「またね」が 「ずっと」になる
そんな九月に してよ
アイスの棒に 「あたり」が出た
ねえ、これ ふたりで使お
半分こ、じゃなくて
ぜんぶ、いっしょに
半分こ、半分こ、じゃ足りない